【精神疾患】カミングアウトって言葉やめようよ
こんばんは。まつこうです。
最近では、うつ病などの精神疾患や同性愛について、周知され認識が変化してきたと思います。
それに合わせて、芸能人が病気を告白する機会が増えてきました。
これを”カミングアウト”という方もいます。
ですが、私は”カミングアウト”という言葉は、必ずしも良い印象には見られない気がします。
私の考えを書いていきます。
そもそもカミングアウトとは?
元々は、同性愛やエイズを隠すために使われていた言葉のようです。
”欧米では基本的に同性愛者が使う表現であるが、日本においては薬害エイズ問題に絡んで、同性愛者ではない者がHIV感染者であることを表明するケースが最も代表的であったため、C型肝炎やアトピー性皮膚炎、アルコール依存症などの持病を明かすことや、さらには被差別部落出身者や被爆者の子孫であることなど、その出自を明らかにすることを「カミングアウト」と表現することも多い。”
(引用・抜粋:カミングアウト 概要- Wikipedia より)
同性愛の当事者の方々は、周囲には極力隠し、
異性への関心のある別人を演じてきたことが根本にあるようです。
そして、日本と海外(欧米など)の”カミングアウト”の対象は異なり、
- 日本…社会全体に対して周知させる
- 欧米…家族や親しい友人たちに本当の姿をさらけ出し、更に関係を深くする
意味合いが異なります。
私が嫌な理由
「カミングアウト」って言葉よく聞くんだけど、
— まつこう@双極・HSPに合わせよ! (@matsuko_Bz7AIMI) December 28, 2018
言葉の意味が、隠してた悪い事を明かしたような感じ。
自分の病気もそうだけど、
「普通」の人と違って、病気の事を話したら、避けられる・逃げられる恐さがある。
でも本人は、1歩踏み出して、話をしただけなんだよ。
言葉で、変な区別は嫌だなぁ。
率直な私の思いです。
偏っていると言われるかもしれません。
ですが私は、言われたら傷つきます。
ツイートにもあるように、私を含む当事者たちは、
関わるのやめておこう。。
などの偏見を受けることも想定した上で、勇気を出して一歩踏み出しただけなんです。
カミングアウトという言葉は止めよう
と思うかもしれません。
ですが、「言葉」は、時に暴力や人を傷つける凶器になります。
「障害」という言葉でも、「障がい」や「障碍」と表現される事があります。
理由は、言葉の表現で傷つく方も居られるからです。
※この記事も同様な理由で書いています。
HSPのような繊細な人や、相手の言動に深く動じてしまう人にとっては、とても辛いのです。
ではどうするの?
先述のように、
当事者は、自身の病気を一歩踏み出して、打ち明けただけです。
- 一人で苦しんでいることを教えてくれた
- 助けを求めてくれた 等々
と表現・認識することが大事だと思います。
実際に、
と言われるだけでとても嬉しいんです。
その言葉を聞いて、
私はそう思いました。
何度も言いますが、言葉や表現は、とても大事です。
そして、その言葉に救われる方もいます。
「人の痛みが分かる人間」になりましょう。
まとめ
今回は、「カミングアウト」という言葉について、お話ししました。
そう思う方もいるかもしれません。
意味合いは分かっていても、
ちょっとした言葉や表現の違いによって、傷つく方もいるのです。
それは、健康な方たちの間でも同じです。
だからこそ、日頃から言葉使いや表現の方法を気を付けましょう!
優しいその言葉に、救われる方もいます。
以上、まつこうでした。
P.S
2019年4月現在の某副○理&財○大臣に一番教えなければいけないかもしれませんね。