<全ての人へ>うつ病は「心の風邪」ではないんです。。
こんばんは。まつこうです。
- 病んでなるんだよね
- 心の病で、風邪の一種だよね etc…
うつ病(後に双極性障害)になった当初、色々と言われてきました。
ですが実際には、そんなことはないんです…
この記事では、うつ病についてあまり知らない人に向けても、お話ししていきます。
仮に風邪だったら
風邪をひいて、高熱などで寝込んでいるとします。
効果抜群の薬を飲む・寝ることで、
私のように2日程でほぼ完治する人や、1週間かかる人もいるかと思います。
風邪をこじらせない限り、数か月以上かけて治療することはないと思います。
ただうつ病の場合は、
2日~1週間では、気持ち楽になったレベルです。
いつになったらよくなるのか?という焦りとイライラが募っていきました。
一時は、将来定期的にお金が入らない事に関して、パニックを起こし辛くなることもありました。
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焦りとイライラを解消する為に至った工夫はこちらから↓
焦りとイライラ等の感情を乗り越えて、
数か月、人によっては数年かけて、寛解する方もいます。
※うつ病に「完治」はなく、症状が生活に支障をきたさない状態
”うつ病の症状は風邪とは比較にならない程辛く、生活への影響は甚大です。”
(引用・抜粋:第13回 「うつ病はこころの風邪か?」|医療法人社団博仁会 大江病院 より)
なので、安易に「心の風邪」という認識はやめてください!!
また、風邪もこじらせると、気管支炎や喘息になる人がいると思います。
一度喘息になると再発しやすくなることが多く、発作が出ないようにする為には、時間もかかります。
同様にうつ病も繰り返すと、
再発率の増加と共に精神的に弱っていき、そのことに嫌気がさして、私は治療を放棄していたこともありました。
風邪とは比較にならない事を知ってほしいです!!
うつ病は、脳の病気
よく「精神が限界で壊れ、修復が難しい」と見られがちですが、正確には、脳の一部が異常をきたす病気です。
喜怒哀楽など全ての感情は、脳の神経伝達物質によって制御されています。
その物質の一つ”セロトニン”が少なくなることがうつ病の原因です。
- 不安を抑えたり
- リラックスする為の精神的な安らぎ
- 副交感神経を優位にする etc
体には、とても大事な機能です!!
(細かい話をしたら、ノルドレナリンの減少等もありますが割愛します。)
双極性障害も同様に、脳の病気です。
個人的には、
うつ病など=精神疾患
ではなく、
脳疾患
と言う方が適切だと私は考えます。
まとめ
今回は、うつ病に対する一般的な言い回し「うつ病は心の風邪」についてお話ししていきました。
当事者になって間もない方、健康な方共に、
風邪とは比べものにならない事を知ってほしいです。。
以上、まつこうでした。