集団認知行動療法とは?
こんにちは、まつこうです!
私は、双極性障害の治療の一環として、集団認知行動療法(GCBT)を受けております。
こんな感じに思う人が多いと思うので、ここでは、集団認知行動療法(GCBT)についてお話します。
本記事の内容
集団認知行動療法とは?
自分一人で行う認知行動療法(CBT)に対し、同病の方3~8人の集団で行っていくものです。
私は、うつ病→双極性障害と診断が変わったのと同時に、治療開始とほぼ同時期に始めました。
集団認知行動療法の雰囲気と日程
年齢層
カウンセラーと双極性障害の患者さん3~8人で行い、
私以外は、30代後半~40代後半です。
最初は思っていましたが、
周りが優しい方々ばかりので、ピリピリすることなく、アットホームな感じで、ゆるりと進めていますよー。
日程間隔
カウンセラーが、メンバーの状況を見ながら、4ヶ月間(計8回)の目標の立案・計画を立て、大枠の日程を組んで進めていきます。
計画に沿って、お互いの経験と対処方法の共有や新たな方法を模索していきます。
外せない予定があるなら、そちらを優先してOKです!
来ることに意識しすぎて、ストレスが溜まるのはダメだから
8回目の終了後、更に4か月間の継続有無を聞かれるので、私の場合は継続して行っていきます。
受講可否
医師に相談の上、基本的に、誰でも受けられます。
まずは気楽に医師に相談してみてください!
※注意
- 躁の過渡期 → 他人への攻撃性が出る人
- うつの過渡期→人と話すのがつらい等
周囲への悪影響があるとカウンセラーが判断した場合、個人カウンセリングへの移行になったりします。
実際にこんな方はいました。
周りからの意見を頂いても、
進め方
カウンセラーが、その日毎にテーマに沿った用紙を中心に進みます。
個人ワーク
基本的に前回の続きから始まります。
配られた用紙の問いに対し、穴埋め形式で行っていきます。
問いの内容は、自分の今までの行動・思考の振り返り、今後の方針などが大半です。
<実際の用紙>
内容によっては、全く書けないこともありますので、空欄でOKです。
また、前回までの状況を整理する為に、
カウンセラーが、その時々の段階毎に、個人ワークの用紙を回収し、メンバーの考え方・状況を一覧表に作成してくれます。
メンバーの発言内容から、自分の再認識と書けなかった内容を書けることもよくあります。
グループディスカッション
個人ワークで書いた内容をグ話合いながら、
他の人の参考に、「これはありだな!」「今後こうしよう!」等、メモ・行動することが一番大事です!
●大丈夫!
メンバーの発言をヒントに、過去の自分を思い出すことが多いので、個人ワークの時にすべて思い出そうとしなくても大丈夫です。
<実際の用紙>
進みが悪い時は
メンバーの状況・進捗によっては、先に進まないようにしてくれます。
置いてけぼりにならないので、安心してください!
集団認知行動療法を受けてよかったこと
メンバーの経験談・対処方法が分かる
「双極性障害」で何十年悩まれている方々から、
- 仕事での経験談や工夫していること
- 職場の雰囲気や同僚
- 結婚を経験し、家族(奥さん・子供)との関わり方
非常に参考になる話ばかりです。
更に、自分は20代ということもあり、可愛がられるので、歳食ったら、こういう風になるんだよ~と教えてくれます。(笑)
いつの間にか、成長している
最初は、軽い気持ちで2年程受けていましたが、
去年の7月から約1年間、めちゃくちゃ悩んだことがありました。
カウンセラーに相談して、初回の導入に出ると、
知らず知らずのうちに、に成長していることを確認することができました。
重鎮たちの発言のレベルが高い
重鎮とは勝手に命名したものです(笑)
重鎮の方々は、常に考え改善・行動し、失敗・経験を重ねて今のベストな状況を作っています。
私の発言内容は、メンバーが過去に通ってきた道の事が多いので、発言内容にズレがあると、
鋭い意見を頂くことが大半です。(笑)
何度も思うことはありますが、内省の深堀が出来るので、かなりありがたいことです。
まとめ
最初は、「少しでもよくなるのであれば!」と安易な気持ちで、始めました。
その安易な気持ちがあって、更なる悪化は防げていると思います。
ここ一年、そう考えるくらい、本当にめちゃくちゃ難しくて、メンバーもぐったりしています。(笑)
あまり聞かない治療法だと思うので、
この情報を参考にして頂ければ幸いです!
以上、まつこうでした。
P.S
まだまだ、文章など至らない所はありますが、少しずつレベルを上げていきますので、
温かい目で見守っていてください!!