双極性障害の休職中にしておくこと⑧自分に合う薬を見つけておこう
こんにちは。まつこうです。
私は、作用・副作用含めて、合う薬を探すのに、2年半かかりました。
私は、1回目の休職は、約5か月で復職し、副作用(太る)に悩まされ、合う薬が見つかるまで、コロコロ変えていました。
今改めて思います。
なので、今回、合う薬を休職中に探した方が良いと思い、書いていきます。
本記事の内容
復職中に薬をコロコロ変えた経験
復職中、こういう思いで、薬をコロコロ変えていました。
その時は、2週間に1度診察を受けるタイミングで、6種類ほど変えていた記憶があります。
軽躁状態と私のHSPの特性もあってか、定時間勤務だけでも、人疲れ等で毎日ぐったりしていました。
こんな状況なので、冒頭でも書いたように、「薬がどう作用しているか?」を考える余裕がなく、見極めるのは難しいと思います。
経験から思うこと
合う薬を模索しながら、復職するのは、リスクが高いです。
実際、復職中に薬を色々変えていくと、副作用で体が動かなくなったり等があると考えています。
- エビリファイ:体が動かなかった
- レクサプロ:服薬初期の副作用で、3週間ほど吐き気・嘔吐があった
※副作用は人それぞれで、私が合わなかっただけなので、参考情報までに留めておいてください。
また、危険も伴うことも考えられます。
- 仕事をやりながらだと、ストレスや外的要因(残業等)で、生活リズム等の維持が難しく、薬は飲んでいればいいやと思ってしまう
あ - 安易に変えた薬で、薬物躁転を誘発させてしまい、躁⇒うつが再発して、休職する可能性 etc…
従って、医者と相談した上で、復職を焦らずに、時間をかけながら合う薬を見つけ、薬の作用・副作用に注視して、ゆっくり過ごしましょう。
薬が合わず、再発→休職の繰り返しよりは、
数か月間の様子見をしたうえで、復職しても遅くないと思います。
医者とよく相談しよう
副作用については正確に言おう
人それぞれですが、副作用で一番嫌なのが「眠気、太る等」がメインになってくると思います。
・眠気が1日中出る
・1か月で5キロ増えた
等があった場合は、
まずは、処方時に配布される「注意事項」を確認しましょう。
それでも詳細が知りたいなら、ネットで調べて、お話しする方法もあります。
薬局で貰う注意事項には、代表例しか書いていませんので。
<実際の写真(拡大可能)>
現に私の場合、レクサプロの服薬初期の副作用「吐き気・嘔吐」についての記載はなく、ネットで調べたら書いてありました。
薬について聞いてみよう
ネット等には、様々な情報があります。
- ベンゾチアピン系の薬は、依存性が高い
あ - 炭酸リチウム(リーマス)の方が、ラミクタールより躁・うつ共に抑制作用がある etc…
ネットの情報が正しいとも限らないので、
医師から実態を聞くなど、薬について勉強しておくことは大事だと考えます。
私の個人的な意見
自分が服薬している薬について、知っておくことは大事です。
- 現状、薬が合わないなぁと思うのであれば、他にどんな薬があるか?を調べ、医師に相談してみる
あ - 副作用についても人それぞれなので、Twitter等で当事者の経験談を情報収集する
(副作用の心配を減らす)
この2つの方法は、私は良いと考えています。
ただ、患者さんたち(素人)が、
等の対談は、時間が持ったいないと思います。
それは、プロの医師が薬の詳細や、新薬などの情報をウォッチしていますし、それこそ、医師の仕事です。
注意:ドクターショッピングはダメ
医師と相談した上で、自分の意図した薬が処方されず、病院を転々とする方も中にはいるそうです。
医師は、今まで処方してきた薬と経過から、考慮(多少経験も)して、処方していると思います。
なので、意図した薬が処方されないから、「悪い医師」と思うのは、やめましょう。
ですが、そもそも、波長が合わない等で医師を変えることは、今後の治療において大事だと思います。
変えることが「正しい」というわけではないので、さじ加減が難しいですね。
まとめ
合う薬が見つかるまでには、かなり時間がかかると思います。
中には、たまたま合う薬が見つかった人もいると思います。
こればっかりは、体質など人それぞれの部分が大いにあるので、時間がかかってしまう事は、我慢するしかないと思います。
参考:私の合う薬について
ここ半年ほど、以下の薬で落ち着いています。
抗うつ薬(レクサプロ)は、薬物躁転の可能性が高いと言われていますが、
私は、薬物躁転が無くて安心でした。
(もしかしたら、ラモトリギンで抑えられているのかもしれません。)
ご参考までに。
- ラモトリギン(ラミクタール)
- レクサプロ
→初期の副作用が治まってからは、薬物躁転等は無く、安定している
- クラシエ防風通聖散
→胃腸の活性化
あ - ロラメット
- エチゾラム(デパス)<就寝時・頓服>
→理由:落ち着かない時、短時間で精神安定をさせるときに服薬
あ - ロラゼパム<稀に頓服で使用>
→目的:長期間、精神安定させる時に服薬