双極性障害の休職中にしておくこと⑦躁状態の栄光を消すこと
こんにちは。まつこうです。
さっそくですが、
思っていたことはありませんか?
双極性障害に関する本には、
「うつ病」と誤診されている時や病識を付ける前に、患者さんがよく感じてしまう事の一つと書いています。
(P40~41参照)
私は病識を深める前に、よく思っていました。
この記事を見ている方も、そういう経験をされているのではないでしょうか?
更に、1回目の復職後、仕事が大変な時に、
ダメだと分かっていても、躁状態の栄光に頼ってしまう自分がいました。
2回目の復職後では、
躁状態がかなり続き、悲惨な目にあった結果、
強く思い、改善していきました。
ここでは、そのお話をしていきます。
本記事の内容
躁状態とは?
簡単に言うと、
人格が変わったように、積極的・行動的、多弁、計画通りに万能感が感じられるようになる。
私の躁状態の症状は、↓の記事に記載しておりますので、ご査収ください。
(詳細を語っているため、少し長いですが同感が得られれば幸いです)
躁状態での仕事と周囲の反応
自分のキャパ以上に仕事を集めてしまう
躁状態だと、基本計画通りに進んでしまう事が、殆どだと思います。
という思いで、上司に仕事をガンガンお願いしてしまうことはないでしょうか?
私の場合、仕事をガンガンお願いした後、少し計画が狂いだすと、途端にエネルギーが低下し、
うつ状態に向かってしまいました。
職場に誤認識されてしまう
自分から、上司に仕事をお願いすることで、
上司・周囲共に思われると考えています。
理由は、1回目の休職前の飲み会の帰り際で、
この出来事から数か月後&休職直前には、
言われたからです。
うつ状態だったこともあり、余計自分を追いつめていました。
躁の栄光の消し方
職場からは仕事ができていると言われると、
余計、躁に頼ってしまう自分がいました。
去年、躁状態の後のどん底のうつを経験した結果、
出来ている自分(躁状態での栄光)の認識を変える必要がありと思い行動してきました。
ここでは、私が躁状態の栄光を消していった具体策を紹介します。
昔はできていたのにと思わない
休職前と同じ会社へ復職した方なら分かると思いますが、復職当初は、産業医の指示のもと、
仕事の負荷率を徐々に上げて行く為、時間を持て余してしまうことがあります。
と思ってしまう自分がいました。
仕事の負荷が軽い時は、自分を律することが大事と、うつ病経験者の方には、特に言われました。
ここで私は、都合のいい思考を模索した結果、
帰ったら、映画見よ!
と開き直って、体調の微細な変化に注意を向けましょう!
(※決して、職場で発言しないでくださいね)
時間が有る時は
おしゃべり好きな人に、時間が有れば、
その人たちと雑談して、コミュニケーションを深めていくことがいいと思います。
- 躁状態…仕事が忙しくピリピリしていて、それ処でなかった
あ - うつ状態…「気楽にいこ~」等の会話をしても、頭に入らなかった
躁・うつ共に症状が出ている時は、
まともにコミュニケーションが出来てなかったと思います。
おしゃべり好きな人は、忙しい時にも、気分転換という位置づけで、話しかけてくれたり、会話を楽しんだりしますからね。
とか、持ちず持たれずの関係を再構築することに時間を割けばいいですよ!
承認欲求を減らしていく
うつ病や双極性障害の特徴の一つ、
「承認欲求が強すぎる」です。
完全に無くすことは、無理ですし、
少なからず人間は、他者に認められて、自信を持つ生き物だと思います。
もっと出来るんだ!!
それをまた上司に認められたい
でも、大丈夫です。
誰も自分一人を注視して評価はしていませんし、
そんな時間の余裕は持っていないです。
仕事を頑張ったら、頑張った自分を褒めましょう!
(自己肯定感を上げましょう!!)
自分を細かく褒めることが出来るのは、自分だけですよ!
あの時は躁だったと戒める
何でできないんだろうね?
受け答えすると同時に、自分に言い聞かせることです。
あんな事をしたら、後で地獄が始まる
とにかく、自分に言い聞かせていきました。
そしたら、自然と躁は魔物、あれは自分ではないと思えるようになりました。
より効果的にするには、実際に言葉に出すことがいいと思います。
「言葉は言霊」と言われるように、言葉に発することで、自然と心身に定着させていくことと思います。
躁の後のうつに恐怖する
とにかくこれが、一番効果的ではないでしょうか?
ずーっとうつに恐怖していたら、次はどうするか?と考え始めると思います。
そうしたら、
と考え始めると思うので、そしたらもうこっちの勝ちです。
躁を抑えるための方法の考案と、実際に行動に移していきましょう!
私の場合は、ひきこもって、録画番組を見るのが一番でした。
昨日のスーパーウルトラミラクル引きこもりで、躁転はだいぶ抑えられた(はず)なので、1週間サボった分、計画的に仕事を進めなきゃ!
— まつこう@双極に合わせよ! (@matsuko_Bz7AIMI) September 10, 2018
9/20,22は、LIVEだしねー pic.twitter.com/Oh8IKkPszC
まとめ
とにかく躁状態は恐ろしいもので、リバウンドのうつの悪化度合を左右します。
普通の状態で、躁状態を振り返り、
「あれは自分じゃない。躁だ!」と心身が覚えるようにしましょ!
躁状態を抑えることが出来れば、
仮にうつが来ても、比較的に軽く済むと思うので、
お互い、全力で躁状態に向かわないようにしましょう!!
以上、まつこうでした。